奇蹄目(ウマ目)バク科 [英名] ASIAN TAPIR [学名] Tapirus indicus 体長185〜240cm 体重250〜320kg 【分布】東南アジア
アジアに生息する唯一のバクで、バクのなかまで最大。背中から腰にかけては白く、頭、胸と足は黒い。森林にすみ、草や木の葉、果実などを食べる。開発による森林の減少が最大の問題で、レッドデータブック2000年版まではVUだったが、最新の2002年版ではENにランクされている。
奇蹄目(ウマ目)バク科 [英名] BAIRD'S TAPIR [学名] Tapirus bairdii 体長198〜202cm 体重約300kg 【分布】中央アメリカ
チュウベイバクともいう。マレーバクと同じように、それまでのVUから2002年版ではENにランクされた。中央アメリカに広く分布しているが、生息地は分断されており、エルサルバドルではすでに絶滅したと考えられている。開発による生息地の現象が最大の原因だが、肉目的の密猟も大きな問題となっている。