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レッド データ アニマルズ

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食肉目(ネコ目)クマ科
[英名] POLAR BEAR
[学名] Urusus maritimus

体長200〜250cm
体重300〜800kg(♂)
【分布】ユーラシア北部、北アメリカ北部

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 ヒグマの亜種であるアラスカのコデアック・ベアとならぶ最大のクマで、最大の肉食獣。他のクマとくらべて頭の割合が小さく首が長いという、泳ぎに適した体型をしている。北極海沿岸部に生息するが、流氷の上でも暮らし、主にアザラシをなどを食べる。全体の生息数は推定で25000頭程度。 .  商業目的の狩猟は禁止されているがイヌイットの伝統的狩猟は例外的に許可されており、密猟も行われているのが現状である。
 しかし、それ以上に深刻な問題は地球温暖化による北極圏の氷域、つまり生息域の減少である。えさとなるアザラシも減っており、近い将来、絶滅危惧種となる可能性も高い。
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食肉目(ネコ目)クマ科
[英名] SLOTH BEAR
[学名] Melursus ursinus

体長140〜180cm 体重55〜145kg
【分布】インド、スリランカ

 雑食性のクマで、マレーグマ(RDB=DD)と同じように、昆虫やハチミツを食べるが、花や果実も食べる。とくにシロアリが好物で、長い爪でシロアリの塚をこわし、毛のない突き出した口で吸い込むようにして大量のシロアリを食べる。開発のために生息地の森林が減少し、現在、インドに10000頭、スリランカに2500頭程度が生息しているにすぎない。